こんにちは、しゅしゅ子です。
今回は、黒川温泉を一人旅した際に宿泊した
- “湯あかり”が見える宿『ふじ屋』
を紹介します。
一言で感想を述べると
めちゃくちゃ素敵♡
でした!
特に、部屋の作りがどストライク…!
至るところに配置されるアンティークな家具に「可愛い〜♡」の連呼が止まりません(笑)
窓から川を見下ろせるので、黒川温泉名物“湯あかり”もお部屋から楽しめるんです…!
また、食事でも熊本をたっぷり堪能できて、
自慢のお風呂に入れば、
身体の芯からぽっかぽか〜。
女子は絶対喜ぶ雰囲気なので、カップルや女子旅にはおすすめの温泉宿ですよ。
ただ、正直お安い旅館ではないので、しっかり検討して頂くためにも、本記事では “たくさんの写真” と共に、湯あかりが見える宿『ふじ屋』に宿泊した感想を正直に記録しておこうと思います。
【この記事はこんな人におすすめ】
- 黒川温泉のお宿を探している方
- 特に!!! 女子旅・カップル旅行を検討中の方
- 湯あかりが見えるお宿をお探しの方
スタート(*'ω'*)ノ
- 1. 湯あかりが見れる宿『ふじ屋』ってどんな宿?
- 2. 黒川温泉 ふじ屋|お部屋の紹介
- 3. 黒川温泉 ふじ屋|温泉の紹介
- 4. 黒川温泉 ふじ屋|食事の紹介
- 5. 黒川温泉 ふじ屋|周辺の観光情報
- 6. 黒川温泉 ふじ屋|感想 まとめ
1. 湯あかりが見れる宿『ふじ屋』ってどんな宿?
黒川温泉『ふじ屋』は、黒川温泉バス停から徒歩約5分の場所に位置し、
まさに黒川温泉郷の中心部にあるお宿。
黒川温泉といえば、露天風呂めぐりが有名ですが、ここ『ふじ屋』からはどの旅館へ行くにもアクセス◎!
黒川温泉郷で一番古い歴史を持つ宿「御客屋」や、
黒川温泉郷を一躍有名にした手彫りの洞窟風呂が自慢の宿「新明館」など、
有名旅館が徒歩圏内にあるので、ゆっくりと湯めぐりを楽しむことができるのです。
また、カフェやお土産屋さんも近いので、情緒ある温泉街の散策を楽しめましたよ〜。
実は、以前にも黒川温泉にやって来たことがあり、川沿いに建つこの旅館素敵だな〜、と憧れていたのが『ふじ屋』だったのです!
特に、館内のレトロな雰囲気が女性に人気で、
そんな部屋から眺める川沿いの景色は格別なんだろうな…
私もレトロな雰囲気は大大大好き♡ 期待に胸を膨らませて行ってきました!
2. 黒川温泉 ふじ屋|お部屋の紹介
バス停から歩いてすぐ、黒川温泉の雰囲気にぴったりなお宿が見えてきました。
『ふじ屋』はこじんまりとした古民家風のお宿で、部屋数は全部で8部屋。大きい旅館とは違い、レトロでアットホームな雰囲気漂うお宿なのです。
おばあちゃんの家にでも帰ってきたような感じで(笑)引戸をガラガラ〜と開けると、可愛いらしい小物たちがお出迎え。
▲木製の下駄箱も素敵です♡
玄関の先には、受付とロビーがあるのですが、
まぁ、素敵♡
もっと寒さが増すと、暖炉で温まることも出来るみたいですね。
今回宿泊するお部屋は、2階にある「水」というお部屋。
8畳の角部屋で、コロナ対策のためか、先に布団が敷かれていても十分な広さがあります。
そして、内装が素敵すぎて、一気にテンションup…!
木製の家具がいちいちレトロで可愛いんですよね。
天井も見てください…!
デザイン梁と竹細工の組み合わせが素晴らしい!!!
部屋の窓からは、湯あかりの準備がされた川が眺められます。
しかも、外に出られるバルコニー付きで、
川の音を聞きながらお酒なんか飲むのも良さそうだなぁ‥
お部屋の設備も快適で全く問題ありません。
トイレは清潔なウォシュレット付き、
広めの洗面台と丸椅子が女子的には◎!
洗面台には備え付けのドライヤーと持ち運び可能なドライヤーがあり、風量も問題なし。
アメニティは、ブラシや歯ブラシ、綿棒など。化粧水などの類はなかったので持ってきた方が良いかと思います。
蛇口をひねれば美味しい飲水が出てくるのですが、ポットには冷たいお水が用意されていました。
温かい飲み物を飲みたい場合には、急須とお茶が用意されていますし、
私が宿泊したお部屋の向かいには「書斎」なる部屋があり、
雑誌やドリップコーヒーの用意があるので、部屋に持ち帰りゆっくり食後のコーヒーを楽しむこともできましたよ。
また、金庫や浴衣は押し入れの中に。
やはりここは黒川温泉。湯めぐりする人が多いのでしょうね…タオルを多めに用意してくださる気遣いが素晴らしいな、と思いました。
▲大小タオルが4枚づつ用意されていました!
強いて言うなら、大浴場に行ったり、湯めぐりの時に持ち運べるカゴバックがあればもっと嬉しかったかな…。
▲姉妹旅館「のし湯」へ行くビニールのバッグはありました。
とはいえ、凝ったお部屋にいるだけでホント幸せ…♡
温かみのあるホッとする癒し空間で、女性人気も頷けるお部屋に大満足でした!
3. 黒川温泉 ふじ屋|温泉の紹介
ふじ屋の温泉は、半露天風呂の大浴場と、空いていれば好きな時間に入れる家族風呂が2つ。
さらに、岩盤浴と顔ミストが完備されるなど、他の旅館と違ってなかなかユニークなんですよ。
また、ふじ屋に宿泊する場合には、姉妹旅館「のし湯」の露天風呂に無料で入り放題。
早速、夕食前に行ってきました〜!
お宿 のし湯 野天風呂
お宿 のし湯は、ふじ屋から5分ほど歩いたところにある静かな温泉宿。
情緒ある石階段や湯あかりが見られる丸鈴橋を通って行くので、夕食前のちょっとしたお散歩になって良いですよ。
お宿の入口には高級宿らしい立派な門があり、ふじ屋とは違う雰囲気がこれまた良いですね…!
野天風呂へは、情緒ある中庭を通るのも大きな旅館ならでは。
脱衣所へ入ってすぐのところに、衣服を入れるカゴ、
奥には貴重品用のロッカーがあり、
洗面台は2つで、ドライヤーもありました。
それでは、いざ お風呂へ!
脱衣所を出て階段を降りたところに、自然に囲まれた大きなお風呂…!
まさに野天風呂と言われる所以ですね。
この時の気温はおそらく氷点下。早くお風呂に浸かりたい気持ちもあったのですが、温度差のせいか熱すぎて一気に入ることができず、全裸で戸惑う(笑)イヤ、ホントによ‥
手前の方は、熱々のお湯が掛け流されているためほぼ熱湯(に感じた笑)ですが、
奥の方へ移動すると丁度良い湯温になっていたので、私と同じように驚いた方は奥へ移動してみてください。
安全地帯を見つけた私は、肩まで浸かったり、半身浴をしたり、
あ〜、幸せ♡
やっぱり外の空気を吸いながら入るお風呂は最高ですね!
お風呂上がりには、男女が待ち合わせできる場所があるので、
カップルやご夫婦で行っても、寒空の下どちらかが待たされるなんてことはないので安心してください。
待合室も、映画に出てくる駅舎のような雰囲気で素敵でした!
ふじ屋 (半露天)大浴場
夕食後には、地下にあるふじ屋の大浴場へ!
夜の利用時間は23時まで、翌朝は6時30分〜10時まで利用できます。
脱衣所はとても清潔で綺麗なのが◎!
常にお掃除されているようで、他の宿泊客の方もいるはずなのに、洗面台もピカピカでした。
のし湯同様、衣服を入れるカゴと、貴重品用のロッカーが設置されています。
それでは、こちらの扉から大浴場 千尋の湯へ!
中に入った瞬間、もわっと鼻につく温泉の香り‥。
露天風呂も好きなのですが、全身で温泉の香りを感じることができる内湯も好き。
写真の通り、湯気が充満していて、肉眼でも前が見えづらいかったです。
洗い場は3つあり、
シャンプーなど一式は揃っていました。
ふじ屋の大浴場は造りが面白くて、入ってすぐは内湯スペースなのですが、その奥には、ちょっとした細道が…!
その先へ進むと、なんとなんと!!! 小さな半露天風呂がお目見えします。
▲2〜3人が限界のホントに小さな半露天です。
(秘密基地みたいで面白い!)
竹が見える天井の格子からは心地よい夜風が入ってくるので、ついつい長風呂してしまうんですよね〜。
この大浴場は、湯温も丁度よくて、就寝前の入浴にピッタリなお風呂でした。
ふじ屋 家族風呂
続いて紹介するのが、空いていれば好きな時間に入ることができる家族風呂。
ふじ屋の家族風呂は2つあって、どちらも似ている造りでした。
どちらのお風呂にも洗い場があり、
洗面スペースも広々使えて清潔綺麗!
朝食後に利用したのですが、熱めのお湯が身体をシャキーン!!! と起こしてくれるので、一気に眠気が吹っ飛んだ気がします。
家族風呂の隣には、顔ミストができるスペースや、
ユニークな岩盤浴もありますので、
気になる方はぜひ試してみてください。
また、家族風呂の近くには、ビールなどが揃う自販機やお菓子の自販機があるので、
夜中に小腹が空いても安心でしたよ(笑)
4. 黒川温泉 ふじ屋|食事の紹介
ふじ屋は、食事のクオリティーが高いことでも有名。
そして、熊本といえば、馬刺し!
ということで、今回は通常プランに「プラス 霜降り馬刺し」のコースを事前に予約しておきました。(▶︎ 上の写真と同じ【料理アップグレード】熊本名物霜降り馬刺し盛り付!贅沢プラン♪ を予約する)
【夕食】お肉だらけの贅沢コース料理
お食事は、1階の「道草」という食事処で頂きます。
半個室のように襖で仕切られているので、人目を気にせずゆっくり過ごすことができますよ。
その半個室で頂く「ふじ屋」のお料理は、旬の食材とお出汁が美味しい 素晴らしいコース料理でした!
まず、席に着くと、最初のお料理をセットしてくれます。
見目麗しい先付と前菜が並ぶ中、馬刺しが最初からあるのは嬉しい!
毎度毎度思うのですが、高級感のある献立表ってどうしてこんなに気分が上がるんだろう…
▲今回も献立表を見ながらお料理楽しみました♪
まずは、先付の白子豆腐から。
ねっとりとした食感と、白子の旨味が美味。ポン酢ジュレがサッパリしていて最高の一口目です。
冬の食材が揃う前菜は、見た目が綺麗で食べるのが勿体ない〜!
左上の ワカサギの南蛮漬け から左回りに、天草バイ貝・烏賊真丈・蟹の砧巻き・くわいせんべい・サーモンの黄身すし・鴨ムースの最中・海老芋のけし揚げ です。
通常コースに付いているお造りは、赤身馬刺しと地鶏のたたき。
通常コースにも馬刺しが付いていたなんて…!
それでも、霜降り馬刺しを事前に予約していて良かったです。
赤身と霜降りを食べ比べできるのが嬉しいですし、量もたっぷりなので馬刺しをたっぷり味わいたい方は追加で予約しておいた方が満足度は高いはず…!(私は“楽天トラベル”で予約しました)
赤身のしっかりした食感と、脂の部分が優しく溶ける霜降りも甲乙つけ難いほど美味しくて、交互に頂けるのが幸せでした。
さて、煮物のお椀が運ばれてきましたよ〜!
漆器でしょうか?最近、食器にハマっているので器も気になってしまうんですよね…すごく素敵♡
蓋を開けると、漆器の朱色にも負けないくらい綺麗な鮭真蒸。
お出汁が効いて本当に美味しい!
続いて、運ばれてきたのが蟹の餡掛け茶碗蒸し。
本当にお出汁の使い方が上手で、優しい味が好みです。
和牛のステーキまで運ばれてきたのには驚き。
すでに馬刺しや地鶏刺しがある中、和牛まで…!めっちゃ贅沢な気分になるわ♡
付け合わせのカブや酢橘でサッパリ食べられますしね。
野菜の味噌焼きと合わせて食べるのも旨味がプラスされるのでおすすめですよ。
鍋物は、りんどう豚のハリハリ鍋で、
どんだけ肉祭りだよ って言いたい(笑)そしてやっぱりお出汁が美味しい!
ご飯は地元のお米を使われているようで、
ツヤッツヤ!
私好みの硬めに炊いたごはんで、お漬物と馬刺しをおかずに頂きました!
デザートは、チョコレートブラウニー。
お皿がお花みたいで可愛いなぁ‥
お味はもちろんですが、見た目にも楽しませてくれる素晴らしいコースでした。量も十分すぎる…!
ごちそうさまでした。
【朝食】名物!! 具沢山お味噌汁で温まる
朝食も、夕食と同じ会場「道草」の同じ席で頂きます。
時間は8時15分〜45分の間を選択出来るのですが、チェックアウトも11時と遅めですし、朝食の時間は8時45分から。1番遅い時間を選択させてもらいました。
(早起き苦手なので助かります笑)
品数が多めで、健康的な朝ごはんが魅力的〜♪
旅館の朝ごはんってどうしてこんなに美味しいのでしょうか‥!
味噌汁は具沢山で、
これはふじ屋名物なんだとか。(お味噌汁だけでお腹いっぱいになりそうです笑)
あと、白和えってボソボソしてるのであまり好きではなかったのですが、ふじ屋の白和えはしっとりしてて本当に美味しい!(こんなお上品な量ではなく、どんぶりいっぱい食べたかったな笑)
朝から彩り豊かで、健康的な朝食を頂けました。
ごちそうさまでした!
5. 黒川温泉 ふじ屋|周辺の観光情報
ここ『ふじ屋』は黒川温泉郷のド真ん中にあるので、黒川温泉の露天風呂巡りをするには最適です。
今まで黒川温泉郷のお風呂を全部で6つ巡りましたが、お宿によって温泉の色や泉質、雰囲気がさまざま。
▲ (左)山河 (中央)御客屋 (右)山みず木
どこも素晴らしいのですが、特に「山みず木」の露天風呂は、湯の花がゆらゆら浮いたトロトロ温泉で、目が♡マークになるほど癒されました(笑)
また、ティファニーブルーのお湯が見られる「やまびこ旅館」もおすすめで、
大好きな色味でテンションが上がりまくった記憶があります!
「山みず木」と「やまびこ旅館」はいつか泊まってみたいお宿リストに入っているのですが、すごく人気の宿で、予約を取りにくいことだけが難点 なんですよね…。
お風呂に入った感想の詳細は、こちらのブログ(▼) に記録していますので、チェックしてみてください。
▼「山みず木」についてはこちら
▼「やまびこ旅館」についてはこちら
また、徒歩圏内でランチを食べるなら「自然薯料理 やまたけ」が断然おすすめ!
こちらも 以前ブログ に書いたのですが、もう一度叫んでおきます(笑)
黒川行ったら、やまたけ行きなはれ〜!
というのも、味・ボリューム・雰囲気 全ての項目で★5点。
特に、だご汁の自然薯団子はぜひぜひ食べてほしい…!
割ったお団子の中がとろっとろで感動ものです。
▲記事内に「やまたけ」について詳しく紹介しています♪
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6. 黒川温泉 ふじ屋|感想 まとめ
ここまで『ふじ屋』について紹介させていただきましたがいかがでしたか。
▼ 九州旅行に関する他の記事はこちら
▼ 韓国ドラマに関する記事も書いてます。
ではまた(*・ω・)ノ